椅子を作るひと、、、40年前のクラフトフェアまつもとの原点を思い起こさせます。
オブジェ製作、撮影は KEN/NEL 寺下健太さんです。
製作にあたっての言葉を寄せてもらいました。
今から40年前、クラフトフェアまつもとは作家たちが自分たちの発表の場をつくろうと始まりました。その発足メンバーの多くは独り立ちしたばかりの木工作家だったそうです。その当時の作家の製作の様子や工房のからイメージを着想しています。 完成したばかりの椅子にひとを迎え入れる、そんな様子を作りました。
今までのDMの多くはあがたの森の敷地内にある旧制松本高等学校の校舎で撮影されています。今回も校舎の教室で写真を撮影しましたが、フェアの会場としてのあがたの森だけでなく、家具を製作する工房のイメージを重ねています。 作家と作品、訪れるひと、というフェアを形づくる要素が表現できていればと思います。寺下健太